身体に、それまではなかった異常を感じると心配になるものです。

指先のしびれも、その一つでしょう。

「特に人差し指がよくしびれてくるんですが・・・」と心配そうな表情で病院に行かれる方も多いようですが、指先がしびれる原因は様々ですので、なかなか自分では判断できないものです。

ときには、脳の疾患など深刻な病気が原因の場合もありますが、よく調べてみると一過性のものであることも少なくありません。

もちろん、念のためにキチンとした診察や検査を受けたほうが良いのは確かですが、暗い想像が働き過ぎでも困りますので、ここでは人差し指がしびれるときによくある原因をご紹介していきましょう。

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指神経麻痺の場合


指神経麻痺という言葉は、あまり聞き慣れないと思いますが、指先がしびれる原因としてはよく見られるものです。

指神経というのは、手首から各指の先端に向かって走っている神経のことで、それぞれの指の両端に存在しています。

何らかの理由で、この指神経を圧迫するなどして麻痺が起きると、指先がしびれるようになります。

実際に、食器を洗うときに、こびりついた汚れを落とそうとして強く食器をおさえていたら、その数日後に人差し指がしびれるようになったという例もあります。

ですから、人差し指がしびれるのであれば、人差し指を普段とは違った使い方をしていなかったか、確認してみてください。

もし、いつもよりも力を入れて圧迫するような使い方をしていれば、それが原因であることが多いです。

なお、指神経麻痺の場合は指の動きが悪くなったり、力が入りにくくなったりすることはなく、ただ指先がしびれるだけです。

もしも、しびれ以外の症状があるのなら、他の原因を疑う必要が出てきます。

指先のしびれ~人差し指がしびれるときの原因は?

頚椎症が原因の場合


頚椎症という、骨の老化現象が原因で人差し指がしびれることもあります。

頚椎症は、頚椎の骨が変形して神経を圧迫するために起こるものですが、その中でも一番多いのが、親指や人差し指と関連している第6神経根の刺激症状です。

そのため、人差し指がしびれてくるわけですね。

頚椎症が軽い場合は、指先のしびれや肩こり、背中の痛みなどが見られますが、ひどくなると歩行障害などを起こすこともあるので、早めの対処が必要です。

初期症状として指先がしびれることが多いので、これが出てきたら頚椎症を疑ったほうが良いでしょう。

頚椎症は老化現象の一種ですので、本格的に進行してくると対処が難しいのですが、首を安静に保つことで悪化を防ぐことはできます。

ですから、あまり無理に首を反らしたり動かしたりはせず、お医者さんと相談しながら、首の牽引などをすると良いでしょう。

ただ、初期的なものであれば、良い姿勢を保つようにするだけでも進行を遅らせることはできるはずです。

普段から背筋を伸ばす事などを意識しておくようにしましょう。

糖尿病が原因の場合


糖尿病のために指先がしびれるというケースもあります。

ただし、この場合は人差し指だけでしびれるということは少なく、全体的に障害が進むと言われていますので、可能性は低いでしょう。

とはいえ、すでに糖尿病と診断されている方や、血糖値が高い方は注意しておくほうが良いのは確かです。

適切な治療を受けることや生活習慣の改善を行うことなどを心がけましょう。

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脳の疾患が原因の場合


最後に、脳の疾患が原因の場合についてもお話しておきましょう。

脳卒中脳梗塞などで、指先がしびれるケースもありえます。

ただし、この場合は指先だけでなく、口がしびれたり意識障害があったりなど、他の症状も重なることが多いのも特徴と言えます。

とはいえ、脳疾患の兆候として指先がしびれることもありますから、気になる場合は早急に病院で診てもらうようにしましょう。


終わりに


人差し指がしびれるときによくある原因をご紹介してきました。

指神経麻痺頚椎症が原因というケースが多いですが、中には糖尿病脳疾患が関係していることもあります。

ここでご紹介した内容を判断の参考にしてみてください。

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