クレーマーと呼ばれる人たちが、ここ数年でかなり増えていると言われています。

正当な理由があるのならクレームを付けることも問題ではありませんし、むしろ必要なこともあるでしょう。

もちろん、正当なクレームをつける人は昔からいたものです。

ですが、最近増えてきているのは、特に正当な理由もなくクレームを付けようとする人です。

いわば、悪質なクレームを付ける人がクレーマーと呼ばれているわけです。

そもそも正当な理由がないのですから、クレーム自体も筋が通らないようなものが多いのですが、この背景には現代人の心の闇が関係しているとも言われています。

そこで、クレーマーになると考えられる心の病気について考えていってみましょう。

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クレーマーの始まりは病的な自己中


人間誰しも、多少は自己中心的な傾向を持っているものです。

ですが、その一方で客観性も持っていますので、それによってバランスを保ち、社会的な行動を取ることができるんですね。

ところが、この自己中傾向が病気といえるほど強くなり、反対に客観性が著しく乏しくなってしまう人がいます。

つまり、「私の言うことは絶対に正しい!」と思い込む人がいるのです。

こういう人は、家族や自分よりも目下の人間には暴君のように接するようになります。

そして、その矛先がお店やカスタマーセンターのようなところに向かうと、クレーマーの誕生です。

とにかく「自分は正しい」と思い込んでいるのですが、これは同時に「人は間違っている」という考え方にもつながっています。

ですから、とても対処が難しいんですね。

クレーマーになるのは病気が原因?クレームと心の闇の関係

極度な被害妄想もクレーマーになる原因


自己中心の他にもう一つ、クレーマーの多くが持っているのが、病気といえるほどの被害妄想です。

「自分は人から不当な迫害を受けている」という思い込みが強いんですね。

こうなると、防御のために人を攻撃するようになります。

何か商品を買っても「自分だけが不良品をつかまされた」とクレームを言い、何かのサービスを受けても「担当者に不当な扱いを受けた」と激昂するのです。

また、「○○さんが私のことをバカにした」とか「○○さんに笑われた」などの被害妄想もよく見られるものです。

ほとんどの場合、それらは単なる妄想で客観的に見れば事実無根なのですが、クレーマーには通じません。

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クレーマーも成長する


人間とは、どんなことでも経験を踏む度に成長するものですが、これは残念ながらクレーマーにも言えることです。

病気といえるほどの自己中や被害妄想からクレーマーになるわけですが、一度クレームを付けることに成功すると、それに味をしめる人も多いものなのです。

立場的には自分のほうが強くなれるので、人をコントロールできるという快感を覚えてしまいます。

一度この快感を知ると、何度も味わいたくなり、どんどんクレームがエスカレートしていくのです。

同じ相手に執拗にクレームを繰り返すこともあれば、どんどんクレームをつけられる場所を開拓するように広げていくこともあります。

いずれにしても、クレーム対応する人にとっては敵わない話ですね。


終わりに


クレーマーになると考えられる心の病気についてお話してきましたが、決して特別なものではなく、自己中被害妄想など比較的誰もが持っていそうなものばかりです。

ただ、その度合が病気といえるほど強いということなんですね。

ですから、何かの制御が外れてしまえば、誰もがクレーマーになる可能性はあるのかもしれません。

自分自身がクレーマーにならないよう、注意しておくことは必要でしょう。

そして、クレーマーに遭遇した場合には、心の病気が関係しているということも踏まえながら接するようにしましょう。

相手の勢いだけに飲み込まれると振り回されるだけです。

できるだけ冷静に対処することが解決への近道となりますから、よく覚えておいてください。

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