物忘れというと、ある程度の年齢を過ぎた人の問題というイメージが強いと思いますが、ときには若い人でも、何らかの病気が進行しているケースもあります。

ですから、あまり油断はしないほうが良いんですね。

もちろん、物忘れのすべてが危険というわけではなく、正常な範囲のものであれば心配はないのですが、現代の生活スタイルは脳にあまり良くないものも増えてきています。

「まだまだ若いから大丈夫」なんて思っていると、脳が老化しているということもありえますから、注意しておくに越したことはありません。

そこで、若い人でも物忘れがひどい場合にどんな病気が考えられるのか、またそれをどうチェックして、どう対処すれば良いのかなどを順にお話していきましょう。

若い脳を保つために、ぜひ参考にしてくださいね。

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若年性健忘症の可能性


20代~30代という若い世代に見られる記憶障害を『若年性健忘症』と呼びます。

単なる物忘れという範囲ではなく、極端に記憶力が落ちている場合には、この病気を疑ったほうがいいかも知れません。

そして、最近はこの若年性健忘症が増えてきているといいます。

理由は、スマホやパソコンを使うことが日常的になり、自分の頭をつかうことが減ってきているからと言われているんですね。

確かに、昔であればよく使う電話番号などは当然のように覚えていましたが、今ではスマホに登録させしておけば思い出す必要がありません。

他にも、便利なものが増えたことで、頭をつかう必要がなくなってきたため、ある種の退化が起こっているのでしょう。

便利なものにも要注意ですね。

物忘れのチェック!若い人にも病気の可能性はあります

若年性健忘症のチェックポイント


若年性健忘症かどうかをチェックするためのポイントは色々とあるのですが、特に目立つことを挙げておきましょう。

主なポイントは次の5つです。

  1. 言葉が出にくくなり代名詞をよく使う
  2. 人の話が理解できない
  3. アイデアを出したり話を組み立てるのが苦手
  4. 状況が読めない
  5. 地図が読めない

順に見ていきましょう。

まず『言葉が出にくくなり代名詞をよく使う』というものですが、これは意外と多いものです。

「今回は、あれですから」とか、「ご迷惑をお掛けするのも何なので」という話し方をしていませんか?

これは若年性健忘症の最初の兆候と言えます。

心あたりがある場合には、できるだけ代名詞を使わず、正確な言葉を見つけるよう心がけましょう。

2つ目の『人の話が理解できない』というのは、言葉は聞こえていても、その意味するところが想像できないという状態です。

いわば想像力が欠如しているということですね。

欲しいものがあればスマホで検索すればすぐに見つけられるし、本を読まなくても情報はいくらでも調べられます。

そんなことから、能動的に想像する必要がなくなってきているために理解力も落ちてきているのでしょう。

そしてこれは、残り3つの項目にもすべて関連してきます。

想像力が乏しいので、アイデアも出せず話も組み立てられませんし、周囲の状況や地図を読むことも苦手になってくるというわけです。

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効果的な対処法は?


となると、若年性健忘症に対処するには、アナログを上手に組み合わせることがポイントになります。

なんでもスマホやパソコンで済ませるのではなく、手書きでメモをとる習慣をつけたり、本を読んで想像力を養うことを心がけましょう。

ちょっと面倒かもしれませんが、これが脳を若い状態に保つことにつながります。

すると物忘れも少なくなってきますよ。


終わりに


若い人の物忘れで、どんな病気が考えられるのか、またそのチェックポイントと対処法についてお話してきました。

便利になったことは良いのですが、それに溺れてしまうと脳が退化することにつながりますから、十分気をつけておきましょう。

大切なのは想像力を養うことです。

上手にアナログを取り入れて、若い脳を維持しておきましょう。

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