基本的に、人であふれかえっているような場所よりは、ゆったり過ごせる場所のほうが落ち着くというのは、多くの人に共通した心理でしょう。

どちらかと言えば、人混みが苦手だという人は多いものです。

しかし、中には人混みの方が落ち着くという人もいますし、同じ人混みでも、通勤ラッシュには耐えられないけど街の雑踏は平気など、シチュエーションによって異なる場合もあります。

その違いは、何が原因しているのでしょうか?

今回は、人混みが苦手だったり、あるいは落ち着いたりする背景に、どんな心理が隠れているのかを掘り下げて考えてみましょう。

もしかすると、自分でも気づいていないや心の状態に驚くかもしれませんよ。

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一般的に人混みが苦手という場合は


誰でも、自分が行きたい場所に、自分のペースでスムーズに進みたいという気持ちは持っているものです。

ですから、人混みが苦手というのは多くの人が持つ、共通した心理と言えるでしょう。

また、人混みに飲み込まれると、周囲の人との距離が極端に近くなります。

いわゆる“パーソナルスペース”というものが侵害されてしまうんですね。

これは通勤電車を思い浮かべればすぐにわかると思いますが、あまりにも人が近くにいすぎると、居心地が悪くなってしまうものです。

つまり、一般的に人混みが苦手という場合には、

  • 自分の行く手を阻まれる
  • 自分のテリトリーを侵害される

と感じることが原因です。

そして、これは特別なものではなく、ごく普通の心理ということができるでしょう。

人混みが苦手という心理~こんな心の状態になっているかも?

過度に人混みが苦手な場合は


中には、上記のような感覚ではなく、極端に人混みが苦手で身体的な症状まで出てくる人もいます。

息苦しさや圧迫感を過度に感じ、冷や汗やめまい、さらには失神などに至ってしまうケースもあるんですね。

このような場合には、何らかのコンプレックスや、仕事などでのストレスが関係してると考えられます。

過去の人間関係などで、どこか自分に自信が持てないような経験をしていると、それが対人恐怖としてあらわれることがあるのです。

人によって、閉所恐怖症やパニック障害など、その表れ方には差がありますが、根本には「自信がない」というコンプレックスが隠れているようです。

自覚しているかどうかに関わらず、どこかで「自信がないから人に蔑まれるかもしれない」という不安や恐怖などの心理を感じていると、どうしても人に会うことを避けたくなります。

人混みは、文字通り人が大量にいるわけですから、そこに行くのがどうしても辛くなってしまうんですね。

また、仕事などをはじめ、日常で過度なストレスを溜め続けていると自律神経に乱れが生じてしまい、その歪みが人混みにあったときに出ることもあります。

これは、『血管迷走神経反射』と呼ばれる症状ですが、人混みが苦手という人でこの症状にかかっている人は意外と多いものです。

人混みにあったときに、あまりにも様子がおかしいと感じた場合は、神経科や神経内科などを受診してみると良いでしょう。

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逆に人混みが落ち着く場合は


中には、人混みが苦手ではなく、むしろ落ち着くという人もいます。

こういう人は、その心理の中に、虚しさや寂しさを持っているのかもしれません。

あるいは、毎日の通勤などで人混みに慣れすぎてしまい、感覚が麻痺してしまっているというケースもあるでしょう。

特に異常がなければ気にしなくても大丈夫ですが、ときには自然の中でノンビリした時間を過ごすなど、リフレッシュタイムを持つことも大切ですよ。



終わりに


人混みが苦手だという人の心理についてお話してきましたが、いかがでしたか?

どちらかと言えば、多くの人が人混みは苦手ですが、身体的な症状があらわれるなど、過度な場合はコンプレックスやストレスなど、心理的な問題が隠れているかもしれません。

あまりに症状がひどい場合などは、神経科や神経内科などの専門医に相談してみてください。

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