中学生や高校生で、後輩の態度に困っている人は思った以上に多いようですね。

先日も、中学生の甥っ子の相談に乗ったお話をしましたが、学校での先輩・後輩の関係は決して簡単ではありませんから悩む人が多いのも無理はないでしょう。

私自身のことを言うと、別の記事でもお話しているとおり、中学時代には後輩に恵まれていましたし、高校時代はやりにくい後輩もいたものの、最終的にはそれなりに対処できました。

なぜ、そんなふうに上手く対処できてきたのか、改めて考えてみると、私の場合はまず先輩に恵まれていたような気がします。

中学でも高校でも、手本になる先輩がいたから、自然とその先輩たちを見習い、その結果、後輩たちも着いてきてくれるようになったんだと思います。

もしも今、現役の学生で後輩のことをうざいと感じ、どんな風に指導したらいいのかわからず困っている人が多いとしたら、それは手本になる先輩がいないことも原因の一つかもしれません。

そこで今回は、この記事を読んでくれているあなたのために、私が多くの人達から教わってきた先輩としての心得みたいなものをお話していきます。

きっと、礼儀を知らないような後輩たちを指導する上でも役立つと思いますので、参考にしてみてください。

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二種類の先輩


私の学生時代を振り返ると、大きく分けて二種類の先輩がいました。

まずは、性格も良くて努力家で、心から尊敬できる先輩。

そして、その対極には、学年が上だということをいいことに、後輩を無理やりねじ伏せようとするような意地悪な先輩がいました。

どちらのほうが後輩から信頼されていたのかは、言うまでもないでしょう。

心から尊敬できる先輩には、自分から役に立ちたいと思ったものですが、意地悪な先輩にはなるべく近づきたくありませんでした。

それでも、先輩風を吹かせてくるので、なにか言われれば仕方なく従ったこともありますが、最終的にそういう先輩は、私だけでなく多くの後輩からそっぽを向かれるようになりました。

まぁ、当然といえば当然のことですね。

そういう両極端な先輩の姿を見ていると、後輩である私達の中には自然にこんな気持ちが芽生えてきていました。

学校の後輩がうざい!礼儀を知らない下級生に尊敬されるには?

こんな先輩になりたい!


自分の目の前に、立派な先輩と意地悪な先輩がいれば、立派な先輩みたいになりたいという自然なあこがれが生まれてくるものです。

誰かに強制されなくても、先輩の姿を見ていると見ているだけで「こんな風になりたい」という気持ちが自発的に出てきたんですね。

そして、尊敬しているわけですから、自然に礼儀正しい接し方になっていきます。

きっと、その先輩から見ても、私は可愛い後輩だったと思いますよ。

先輩を尊敬していると・・・


私が先輩を尊敬して接していると、その姿を後輩たちも見ていますから、自然にその影響を受けるようになります。

ちょっと大袈裟な言い方をすると、『先輩を尊敬する空気』が出来上がってくるんですね。

私と同学年の連中には、あまり先輩に礼儀正しく接していないやつもいましたが、面白いものでそういう連中は後輩からもあまり尊敬されていませんでした。

私は比較的後輩からも尊敬されていたほうだと思いますが、その理由は何かと考えてみると、やはり私自身が先輩を尊敬し、礼儀正しく接していたからでしょう。

結局、自分の行動が自分に返ってくるということかもしれませんね。



学校の後輩に困っている人へのアドバイス


さて、ここまで私の学生時代のことをお話してきましたが、これを元に、今、学校の後輩のことで困っている人たちにアドバイスをしていきましょう。

簡単に言うと、後輩に尊敬されるためには、まずあなたが先輩を尊敬し礼儀正しく接することが大切です。

でも、それだけではわかりにくいでしょうから、もう少し具体的にお話していきますね。

先輩への挨拶は丁寧に


挨拶は人間関係の基本ですから、まずあなた自身が先輩に対して丁寧な挨拶をできる人になりましょう。

その姿を後輩が見て、やがてそれを真似るようになります。

挨拶に限りませんが、実践している人が言う言葉には説得力が出てくるものです。

逆に、自分ではいい加減な挨拶しかしない人が、どんなに後輩に注意したって、誰も言うことを聞いてはくれません。

自分で手本を示すようなつもりで行動しましょう。

役割分担をしっかりと


これは主に、部活などでのことですが、学年が違うと自然に役割分担もできてくるはずです。

3年生がすべきこと、2年生がすべきこと、そして1年生がすべきことというのはどんな部活でもあると思いますから、これを徹底するようにしましょう。

具体的にいうと、あなたが2年生であれば、本来2年生がすべきことでは絶対に3年生の手を煩わせてはいけません。

必ず2年生の中で完了させるようにしてください。

そういう姿勢が後輩の1年生にも受け継がれていきます。

同様に、1年生がすべきことであれば、そこには2年生や3年生は絶対に手を出さず、確実に1年生にやらせるようにしましょう。

優しくすることと甘やかすことは違いますから、ここは注意しておいてくださいね。

常に先輩を立てる


別に先輩をおだてたり、ゴマをする必要はありませんが、「先輩だから」という尊敬は常に持つようにしましょう。

何度もお話してきたとおり、先輩を尊敬している人だからこそ、後輩からも慕われるものです。

間違っても後輩の前で先輩の陰口なんて言ってはいけませんよ。

そういうことをしていると、あなたも後輩から必ず陰口を言われるようになってしまいますからね。

ときには、先輩の悪口をいう後輩に対して、「そうじゃない、あの先輩にはこんな素晴らしいところがあるんだ」と話してあげられるようになってください。

終わりに


学校の後輩がうざいという人たちのために、私の学生時代の体験を通じて、いくつかのアドバイスをしてきました。

後輩は、必ず先輩の姿を見ているものです。

ですから、後輩に礼儀を教えるには、あなたが先輩を尊敬している姿を見せることが大切なんですね。

具体的なポイントをまとめると、次のとおりとなります。

  • 先輩への挨拶は丁寧に
  • 役割分担をしっかりと
  • 常に先輩を立てる

後輩をうざいと思ってしまう気持ちはわかりますが、あなたよりも年下で経験も少ないのですから、先輩への接し方を知らなかったとしても仕方ない面もあります。

ですから、あなたが教えてあげるつもりで接してください。

大切なのは、何度も言うとおり、あなたが先輩を尊敬している姿を見せること。

さらに言えば、あなたが尊敬されようとするのではなく、後輩にもあなたの先輩を尊敬させるようにしてください。

自分を超えて人を尊敬するようにいう人は、必ず尊敬されるようになります。

ちょっと固い話になったかもしれませんが、本当のことですから、ぜひ実践してくださいね。





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