怖い上司は、どこの会社にもいるものだと思いますが、特にまだ会社や仕事に慣れていない時期には、どう接したらいいのかわからず困ることも少なくないでしょう。

私も、会社に入ったばかりの20代前半の頃には、上司によく叱られたものです。

その頃の上司は、仕事にも厳しかったのですが、感情の起伏も激しく、ちょっとしたことでもイライラしているのがよく分かるタイプの人でした。

ですから、仕事で失敗したときなどは報告するのが怖くてたまりませんでしたよ。

まぁ、失敗したときは自分の責任ですからまだいいのですが、こっちは特に何もしていないのに、上司の虫の居所が悪いために八つ当たりされるようなこともあったりして、かなりやりにくい思いもしたものです。

きっと今、似たような状況で困っているという人も、たくさんいらっしゃることでしょう。

そこで今回は、私自身の経験を元に、上司がイライラしていて怖いときにどう接すればいいのか、そのポイントをお話していきましょう。

ぜひ、参考にしてみてください。

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上司の顔色を伺う日々


先程もお話したとおり、私が20代前半の頃の上司は、とにかく怖い人でした。

ちょっとでも仕事でミスをすると、「おいお前、ちょっとこっちに来い!」と呼び出されて叱られます。

しかも、叱り方も激しく、大声で怒鳴られることもよくありました。

それには若い社員を鍛えるという意味もあったのでしょうが、当時、私と同期の連中はみんなその上司のことを怖がっていたものです。

失敗したときに叱られるのはもちろんですが、その失敗を報告するのが遅れても叱られ、叱られているときの態度が悪ければさらに叱られ、と、ひたすら叱られ続けたこともあります。

そんな毎日を送っていると、自然に上司の顔色を伺うようになるものです。

「今日は機嫌がいいかな」とか、「今日は機嫌が悪そうだから、なるべく近寄らないようにしよう」とか、そんなことばかり考えている日々が続いていきました。

上司のイライラが怖い!そんなときは、こう接すれば大丈夫

何より困ってしまうのは・・・


仕事でミスをしたなど、ハッキリした理由があるときはまだいいんです。

それなら、上司のイライラの原因が自分にあることも分かりますし、どうフォローすればいいのかを考えることもできます。

でも、こちらには特に心当たりもないのに、朝からイライラされていたりすると、どうすることもできません。

できるだけ上司を刺激しないように注意しながら、何事もなく1日が過ぎていくのを願うばかりという、なんとも情けない状態になったこともよくありました。

それから数ヶ月が過ぎると・・・


最初のうちこそ、上司の顔色を伺いながら過ごしていましたが、だんだんそれにも嫌気が差してきます。

どちらかと言えば、私も負けん気は強い方ですから、「上司のご機嫌を取るのがオレの仕事じゃないんだ」なんて思うようになり、ちょっとずつ状況を打開するためのアプローチを始めていきました。

どっちみち、上司がイライラしているときには何もしなくても叱られてしまうので、それなら色々と試してみたほうがいいような気がしてきたんですね。

具体的にどんなことをやったのか、それをお話していきましょう。



挨拶で先手を取る


まずは、やりやすいことから始めようと思い、それまでよりも明るく挨拶するようにしました。

もちろん、それまでも挨拶はしていたのですが、どちらかと言うと恐々声をかけるような感じだったんですね。

しかし、それだといつまでも上司の機嫌に振り回されるだけだということに気がついたので、自分で明るい雰囲気を作るようにしてみたんです。

要は、先手を取るようにしたわけです。

毎回うまくいったわけではないのですが、少しずつ自分のペースを作ることはできたので、なかなかの効果はありましたよ。

報告は誰よりも早く


仕事を進める上では、上司に報告するというのは必要不可欠なことですよね。

でも、いつもイライラして怖がられているような上司でしたから、周りの同僚もなるべくなら報告を避けたがっていたんです。

とはいえ、実際にはいつまでも避けられるものではありませんから、私は逆に誰よりも早く報告することを心がけました。

特に、失敗の報告ほど早くするようにしたものです。

もちろん、失敗したときって怒られるのがわかっていますから、なるべくなら報告したくないんですけど、それでもがんばってみたんです。

すると、意外なことがわかってきました。

失敗って、早めに報告したほうが問題も小さいので、叱られる度合いも少なくて済むんですね。

そして、そういうことを繰り返していると、少しずつ上司にも信頼されるようになってきます。

信頼されるようになると、いつの間にか叱られることも少なくなってくるものです。

これ、ちょっと勇気はいりますが、やってみる価値はありますから、ぜひ試してみてください。

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上司の指示は復唱する


何か指示を受けたときには、積極的に確認するという意味で、復唱するようにしました。

これは、自分自身の確認のためというだけでなく、上司へのアピールという意味も含んでいます。

簡単に言えば、“ヤル気がある”ということを示しているんですね。

上司にとって、何か指示を受けたときに生返事をしているだけの部下と、ヤル気があることを示している部下とでは、どちらのほうが信頼できるかは言うまでもないでしょう。

また、信頼できる部下と、信頼できない部下とでは、どちらのほうがイライラしやすいかということも、すぐにわかると思います。

要は、上司からの信頼を獲得すること。

これができれば、もうイライラを怖がる必要はなくなりますよ。

ぜひ、覚えておいてくださいね。

終わりに


上司のイライラした態度が怖いという人のために、私の体験談をお話してきましたが、いかがでしたか?

大切なのは、上司からの信頼を獲得することです。

そのために私が実践したのが、

  • 挨拶で先手を取る
  • 報告は誰よりも早く
  • 上司の指示は復唱する

という3つのことでした。

ちなみに、上司から信頼されるようになると、それまでよりも色んなことを話してくれるようになります。

それでわかったのは、上司は持病を抱えていて、そのためにイライラしていたことも多かったということです。

もちろん、体調が悪いからといって部下に辛く当たるというのは褒められたことではありませんが、上司も人間ですからやむを得なかったのでしょう。

そんな事情もわかってくると、私も自然に上司のことを思いやるようになりました。

すると、その雰囲気がまた上司に伝わり、さらに態度が穏やかになっていったものです。

イライラした姿ばかりを見ていると怖いと思うのも当然ですが、上司にも色んな事情があるのでしょう。

そこを汲みとって思いやるくらいの余裕を持つことが、実は一番大切なことなのかもしれませんよ。


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